皆さんこんにちは、キックススタッフです。
明日から12月、そして2017年も残り1ヶ月となりました。
最近では夏休みが終わればハロウィーン、ハロウィーンが終わればクリスマスと11月からクリスマスの飾りつけが増えてきますよね。
12月になれば、更にクリスマス色が深まるという事で、キックスでは、本日エントランスにクリスマスツリーを設置いたしました。\(^o^)/
キックスのクリスマスツリーは高さ約3.6mで6分割されています。
下から順番に組み上げ、4段目からは脚立に登って、最後の6段目を組み上げるところです。
センター長が自ら登って組み上げているにも関わらず、撮影しています。(^-^;
す、すみません、撮影が終わったらすぐに脚立を支えます(笑)!
何とか怪我なく無事に設営を終えました。
ツリーを点灯すると早速、キックスに訪れた親子が撮影していました。(^^)
他にもクリスマス関連の飾りつけをしていますので、キックスに観に来てくださいね~(^^♪
皆さん、こんにちは。くろまろ塾運営ボランティア広報担当の西岡です。
11月21日(火)、平成29年度のくろまろ塾学位授与式および特別講演会が開催されました。
■学位授与式
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本年で河内長野市民大学「くろまろ塾」も開講して6年目になりました。ご存知のように1万1千名にのぼる塾生が学ぶなか、既に83名という多くの市民の方々が学位を取得されています。今回、「市民博士」「市民修士」「市民学士」それぞれの学位授与されたのは以下の方々(敬称略)です。学位を授与された皆様、おめでとうございます。くろまろ塾で学ばれたことを活用され、一層ご活躍されることをお祈り致します。
・市民博士(600単位取得):北之橋貴美枝、柿本義徳、西田美恵子、塩田洋三
・市民修士(400単位取得):横山豊、中村詔次、杉村昭、蜂谷陽一
・市民学士(200単位取得):井上浩、築島肖吉、橋本安敏、篠木二郎、竹原ますみ、東野和夫、篠崎康史
■特別講演会 第一部「河内長野市のまちづくり~過去・現在・未来~」(河内長野市 島田智明市長)
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河内長野で生まれ育った島田市長から、河内長野市のまちづくりについて、過去・現在・未来に分けて展望と共にお話を伺いました。過去のパートでは、戦後の河内長野駅周辺やニュータウン造成の先駆けとなった北青葉台の宅地に第一号となった一戸建てがぽつりと建った時の写真などが紹介され、懐かしい気分になりました。現在の河内長野市は森林が多く野外活動やハイキングなど自然を楽しめる奥座敷のイメージを想起する「奥河内」と言う新しいフレーズで売り出しています。犯罪発生率が低く安全で、文化の面でも全国15位の国宝・重要文化財などの文化財を保有、さらにはおいしい空気と水に恵まれています。一方で少子高齢化の進む河内長野市は財政状況が厳しい状況ですが、意外にも後期高齢者の比率はまだ高くありません。ただし、十年後にはかなり高くなりそうだとの事です。特徴は、「元気な学習意欲の高い高齢者が多い」ことです。未来の子ども達に残せるまちづくりとして、自然とふれあいながら屋外型英語村で英語シャワーを浴びることができる「奥河内英語村」の構想を説明して頂きました。道路についても、高速道路の実現をあきらめず、身近なところでは堺アクセス道路の整備に取り組んでいることなど、熱のこもったお話を伺うことができました。
■特別講演会 第ニ部「真田幸村公 九度山脱出、いざ大阪城へ!~六文銭は、キックス前を通った~」(講談師 旭堂南湖さん)
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講談師「旭堂南湖」さんによる、「真田幸村公 九度山脱出、いざ大坂城へ!~六文銭は、キックス前を通った~」と題して講談を聴かせていただきました。九度山に引きこもっていた真田幸村が、どのようにして大坂城の秀頼公からの密使と会えたのか、そして厳しい監視の目をかいくぐりながら河内長野のキックス前を通って大坂城にはせ参じたのかを、講談ならではのテンポ良く、ユーモアたっぷりの語り口で演じられました。何でも、「その道中の河内長野の道端に追手の兜が落ちていたのを幸村が蹴とばした」これがこの会館キックスの呼び名になったらしい?とのこと(笑)。くれぐれも、他で云わんようにしてくださいね。(^_-)-☆
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皆さん、こんにちは。くろまろ塾運営ボランティア広報担当の西岡です。 11月14日(火)、いよいよ、教養講座(芸術編)が始まりました!
初回のテーマは「子どもの絵から見える心の世界」(講師:末延國康先生、元大阪芸術大学教授)です。雨天にも関わらず、芸術好きな多くの市民が受講しました。
■芸術ってなんだ!?
さて、皆さん「芸術ってなんでしょう?」今回の講座で末延先生は、生物の進化や人類の絵画への好奇心、子どもの絵の発達段階などの側面から、描かないではいられないと云うカタルシス(感情が解放され、気持ちが浄化する)、「表出する」「表現する」という切り口で様々な絵の作例と共に、語って頂きました。原始の時代、眼を持たない古代生物は、心で外界を見て(感じて)いました。人類初期の絵画であるラスコーの壁画は、本当は何を訴えかけているのでしょうか?
講座の中で、「風にも音にも色がある」と云う言葉が、様々な意味を内包しているようで心に残りました。講座を受けて、絵画による芸術とは「内面の表出」だと言えるのかも知れないと思うようになりました。受講した皆さんはどのように感じたのか聞いてみたいですね。
■子供の絵から見えてくるもの
子ども達に自由に何を書いても良いということで、絵を描いてもらうと、太陽や山(父親の象徴)、家やチューリップ(母親の象徴)、イヌやアリ(自分の象徴)などがよく登場します。そういう絵をよく観察すると、そこに描かれたモチーフの画面上の位置や向き、そして描かれた色によって、その子の心配や不安そして愛情欲求の強さなどが読み取れることを学びました。その子の状況とよくマッチしている事に驚きました。
■極限の絵画
最後に、死刑囚たちが描いた絵画をスライドで見せていただきました。悲惨な感じの絵画ではないのですが、深層心理に何があるのかを想像しながら見ると、死と対面している人たちの不安や心の叫びが、そのまま表出しているように感じられました。
■以下に市民受講者の感想をご紹介します。
・色々な心理状態を絵を見て推し量る事ができる。もう少し時間があればと思った。久し振りに緊張状態が、自身、もててありがたい。
・絵からどう読みとるか、どう読みとれるか、すごく興味深く聞けました。
・死刑囚の絵を始めて見ました。どの様な思いで描かれたのか思いをはせました。中学生の心の内を吐き出した絵の数々も初めて見ましたがとても良かったです。
・実際の絵を見れてよかった。学校では学べないような事も知れた。表現力のすごさが分かった。
・芸術ってなんだ!?生命の始まりから解き明かしていく語り口にいつのまにか、引きずり込まれていました。
■今回も、仲間(運営ボランティアスタッフ)たちが司会や受付に活躍してくれました。今日も一日お疲れさまでした。(^_-)-☆
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皆さん、こんにちは!木々が少しづつ色づいてきましたね。
くろまろ塾運営ボランティア広報担当の西岡です。
11月2日(木)、大学連携講座―高野山大学編「密教の思想と芸術」の講座に参加してきました!今日のテーマは「曼荼羅の仏たち」(講師:松長恵史先生、高野山大学文学部准教授)です。今回も高い人気のため、イベントホールでの講座開催となりました。
■曼荼羅の仏たち
今回の講座は、前回の「曼荼羅の基礎知識」の続編として、同じく松長先生からお話を伺いました。前回は、弘法大師空海により密教の大切な法具として、中国から日本に伝えられた「胎蔵曼荼羅」や「金剛界曼荼羅」とはいかなるものなのか、それは「密教の悟り(真理)の世界」を仏像や法具や梵字などで表わされたものであることを学びました。
今回はその中に描かれている仏たち、如来、菩薩、明王、天といった多種多様の仏たちの特徴や働きについて細かく学びました。聞いたことはあるけど、知っているようで知らない事がたくさんありました。例えば観音さまは、女性だろうと思っていましたが、インドでは男性名詞とされている事。また、毘沙門天や大黒天など「・・・・天」と呼ばれる仏さまは、仏教に取り入れられたヒンドゥー教の神様だと言うことでした。また、印の結び方にも色々決まりがあることを学びました。
■密教って何?
密教は、仏教の発展形として七世紀後半にインドで成立した教えで、一般の人には理解できない方法で「聖なる世界」を示す秘密の教えです。密教を信仰する真言宗では、『理趣経』が毎日読誦されます。その正式名は『大楽金剛不空真実三昧耶経』と呼ばれます。この「大楽」こそがキーワードです。「大楽」は決して、大いに楽しむではありません。「大」は「かけがえのない、他と比べるものがない」の意味です。現代の科学文明は、ものを比べて劣っているものを切り捨てることにより進歩してきました。最近はそのことを見直す機運がすこしずつ増えてきているようですが、密教では皆さん一人一人のなかに仏が存在すると考えるのです。自分自身で見つけられると良いのですが…。(^-^;
■海のシルクロードとは?
国を超えて世界遺産に登録されている陸の交易ルートであるシルクロード、これに対し「バングラデシュ→マラッカ海峡→インドネシア→インドシナ→中国→日本」と続く海のシルクロードを通じて、陸路と同じように様々な物品や文化・芸術が伝えられて来ました。密教もその経路で伝わってきた形跡が色濃く残されていることが、松長先生の最新の研究で明らかになりつつあります。
ジャワ島にある世界最大級の寺院であるボロブドゥール遺跡は、正に巨大な立体的な曼荼羅を形作っていることを、仏像の形態や印の結び方から解ることを紹介いただきました。中国陜西省法門寺の宝函遺品やバリ島の密教についてもご紹介いただきました。インドでは消えてしまった密教の足跡が広く残されていることに改めて驚かされました。
最後に、昨日、高野山では気温が零下までさがり、今週末は紅葉の見ごろになりそうとのことでした。先生から電車は先の台風以降止まっていますが、ぜひ高野山にお運びくださいとのことでした。(^_-)-☆
■以下に参加者の受講後の感想をご紹介します。
・大変難しい演題でしたが、解りたいと云う願望が大きくなりました。
・曼荼羅の仏の他に先生の研究の貴重な資料、お話しを聞かせていただき有難うございました。
・前回、今回とも本来大変な難解な内容にも関わらず、とてもわかりやすく楽しく伝えてくださり楽しかったです。
・立体の曼荼羅の存在、インドネシアのヒンドゥー教は仏教に近いというのはサプライズだった。
・海のシルクロードの密教をはじめて知った。バリ島を旅し、教わった事を体得してみたいです。
・50才で国立大学文学部に入り仏教学を学ぼうと思ったのですが、実際にはサンスクリットとチベット語の学習に明け暮れ結局理解せずに終わりました。松長先生に学べるなら高野山大学にも行きたいと思います。
こんにちは。キックススタッフです。
本日は医療連携講座-大阪南医療センター編-のご紹介です。
タイトルの「どんなん?」よく耳にする言葉ですが、いわゆる関西弁だそうです。
標準語にすると「どんなもの?」「どんな感じ?」といった意味でしょうか。
「あんなん」「せやねん」など、「ん」で終わる関西弁はよそさん(関西以外の人)が聞かれると独特な響きだそうです。
さて、放射線治療ってどんなんだと思われますか?
こちらもよく耳にしますが、詳細をご存知の方はどれくらいいらっしゃるでしょう?
放射線と聞きますと、「胸部レントゲン」くらいしか思いつかない筆者もかなりボンヤリとしております・・・(^-^;
いまや多くの日本人が罹患する癌。その癌と放射線治療はとても重要な関係にあります。
最新の放射線治療についてしっかり学んでおきましょう!
お申込みはこちら>>>
皆様のお申込みをお待ちしております。m(_ _)m
こんにちは。キックススタッフです。
2つの台風が通り過ぎ、季節が一気に秋へと進みましたね。いかがお過ごしでしょうか?
本日は学位授与式・特別講演会をご案内いたします。
学位授与式はくろまろ塾の単位を200単位(市民学士)、400単位(市民修士)、600単位(市民博士)取得された方に学位記を受取っていただくイベントです。
こちらの所定単位に到達された方はお早めにくろまろ塾事務局(キックス3F)までお知らせください(11/16まで)。
そして、今回の特別講演会は2本立て!
第一部は島田智明市長が河内長野市のまちづくりについてお話しします。
現役の河内長野市長が語る「まちづくり」とは?どうぞご期待ください!
続く第二部は講談師の旭堂南湖(きょくどう なんこ)さんによる真田幸村公のお話。
有名な九度山脱出の後、なんとキックス前を通った???こちらもどうぞお楽しみに!
11/5(日)より、受付を開始いたします。
お申込みはこちら>>>
皆さまのご参加をお待ちしております(^^)/