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くろまろ塾運営ボランティア

大阪千代田短大連続講座の成果発表がキックスで行なわれました。

くろまろ塾運営ボランティア スタッフ2018年02月08日 13:00 |


皆さんこんにちは、くろまろ塾運営ボランティア広報担当の西岡です。大学連携講座「大阪千代田短期大学編 地域の生活課題と福祉2」の第8回「課題解決プログラムの実践結果の報告会」が2月4日(日)イベントホールで開催されました。
本講座は、昨年9月から、大阪千代田短期大学の学生さんとくろまろ塾(河内長野市民)がチームを作り、地域の課題をとらえ、改善アイデアを出し合い、「地域住民」と「福祉」の視点から解決プログラムを立案し、できれば実践に持ち込むことを狙いとして始まりました。


今回は、対象地域を「小山田小学校区」と「高向小学校地区」に絞り、各2班に分かれ全4班で取り組みました。今年も、大阪千代田短期大学の青木淳英教授のご指導を受け、「行政に依頼するような内容ではなく、住民自らが取り組み実践できるプログラムを立案する」ことを基本的な考え方として取り組みました。
実際に地域に学生と市民がチームで出向いて、地域の実情をヒアリングするフィールドワークに始まり、問題点を分析し、アイデアを出し合い7回の授業が行われました。学生の若々しい閃きと、市民のいぶし銀のアイデアが、時にはぶつかり合い、時には融合しながらアイデアが絞られていく過程が報告されました。学生と市民そして関わってくださった多くの地域住民の方々が、ふれあい、触発され、気付きが生まれました。実施できた一例をあげると、学生のアイデアである「高齢者でも座ってできる輪投げ漁」のゲームの様子が報告されました。これは釣り竿に輪投げの輪をつけてボールを手繰り寄せるゲームですが、高齢者も楽しめ盛り上がった様子などが参加された地域の方からもイキイキと報告されました。各チームとも質疑応答も活発に行われ、意義深い報告会になりました。
以下に参加された皆さんと考案されたプログラムをご紹介します。
【く:くろまろ塾 千:大阪千代田短期大学 (敬称略)】

■小山田1班
「学生と参加者(子ども・保護者)とでプチ運動会を開く」

く:村上・藤原 千:安岡・平松

■小山田2班
「住宅地の住民と農地の方々が交流できるような小学生の農業体験」

く:永田・永田・山元・佐々木・山本 千:杉村・竹内

■高向1班
「茶話会+モックル体操+コグニサイズ+α」

く:中西・阪本・北之橋・川村・今井 千:澤田・大水

■高向2班
「茶話会に学生が参加+学生考案のゲームや催し物実施」

く:石部・小林・斉藤 千:河瀬・山下

最後に聴講された市民の皆さんの感想を以下にご紹介します。
・8回にわたる講座の締めくくりとして、内容の濃いものが発表されて良かった。
・各地域の活動がこれ程活発に実施されている事に驚きました。人生100年時代に向けて情報入手し、自己実現を図りたいと思います。
・小山田、高向地区のふれ合い実践の様子がよくわかった。
・千代短は2年と短いので、継続性をどう進めるか。一過性に終わらないようにしていく必要がある。
・一生懸命考えて取組んできた様子が感じとれた。この活動を継続して実践につなげていただきたい。

教養講座-歴史編-が始まりました。

くろまろ塾運営ボランティア スタッフ2018年02月04日 19:30 |

皆さん、はじめまして!! くろまろ塾運営ボランティアの村上です。
初めてのブログ投稿、これからは時々、お目にかかれたらと思います。

昭和40年代、「明治は遠くなりけり」という言葉が流行りました。
高度成長時代の「明治ノスタルジー」だったのでしょう。
来年には平成も終わり、新年号の時代を迎えます。
そして、いつかは「昭和は遠くなりけり」と言われることでしょう。

さて、本講座は「1928年明治維新60年記念と昭和大礼」(講師;京都大学教授:高木博志氏)、「近代即位儀礼の装束」、「象徴天皇制とは何か?」、「関西の鉄道と社寺参詣」、「恩賜講堂と楠公顕彰」と続く、5回シリーズです。


講座風景―高木先生―

講座は明治維新から始まり、アジア初の憲法と言われる「大日本帝国憲法」発布、その後の国の体制確立・・・と続き、多岐に渡るものでした。
その一例として、維新後も薩長と他地域との格差、蟠(わだかま)りは継続していたようですが、憲法発布後、互いの郷土愛を語り合うような社会に変貌したとのことです。

時が経ち、昭和3年、「昭和の大礼」を迎えました。その年は明治維新60年の記念の年でもありました。維新の政治家、岩倉具視の「東京は政治都市、京都は伝統都市」に従い、昭和の大礼は京都御所紫宸殿で執り行われました。また、京都御苑に建てられた饗宴場で華やかに祝宴も催されました。

そして、式典の終了後、饗宴場は分割され、観心寺、橿原神宮、関西大学に下賜されました。観心寺以外はすでに取り除かれています。
なお、観心寺は恩賜講堂として保存、昨年、国の重要文化財に指定されました。壮麗な二重折上格天井に「華麗なる昭和」の面影が偲べます。

観心寺恩賜講堂全景 壮麗な二重折上格天井

(河内長野市歴史遺産より)

講座を聞いて、昭和の大礼は日本に活力を与えたと思います。
そして、日本がその存在を世界に示し始める時代を迎えたとも言えるでしょう。
しかし、華麗なる時は短く、昭和を「激動の昭和」と呼ぶ人も大勢いることでしょう。
あなたはどう思うでしょうか・・・!! 人、それぞれでしょう。

昭和は日本が頑張った時代であったことだけは間違いないでしょう。
昭和に生きた者にとって、色々なことを思い出させてくれる講座シリーズです。

残り4回の講座申込みは、こちら>>>

以下に講座アンケートの声を少し紹介いたします。
・大変おもしろい話しで興味がつきない
・明治維新~その後50年、100年、150年の間の歴史の動きが詳しく説明があった。もっと時間をかけて聞きたかった。
・講座で明治以降の取扱いがめずらしかった。今日は新しい情報をたくさんいただいた。

高野山大学連携講座「弘法大師と高野山」(4回シリーズ)が始まりました!

くろまろ塾運営ボランティア スタッフ2018年02月03日 20:00 |

皆さん、こんにちは!くろまろ塾運営ボランティアの後藤です。
初めてブログ投稿します。よろしくお願いいたします。

1月26日(金)第一回目「弘法大師空海の生涯I 入唐前の軌跡」の講座が開催されました。雪の舞う寒い日でしたが、大人気の高野山大学連携講座とあって今回も大勢の方が参加されました。講師は、高野山大学文学部密教学科助教 櫻木 潤先生。昨年6月に出家されたそうで、「パンフレットの写真と違いますが、同一人物なのでご心配なく。」とおっしゃって、和やかな雰囲気の中で講義が始まりました。

先生は仏教史がご専門で、高野山大学の先生になられて3年目だそうです。「歴史学者として、空海のことをお大師さんと呼ぶことはしない。」と決意されて高野山に上がられたそうですが、いつの間にか周囲の方たちと同じように親しみを込めて「お大師さん」と呼ぶようになられたそうです。高野山では、「お大師さん」は信仰の対象ではなく、隣におられるお方への親しみの「親仰」ですとおっしゃられたので、お遍路の「同行二人」の「お大師さん」なのかなと自分なりに納得しました。ちなみに私は「お大師さん」のお生まれになった讃岐国の出身です(余分な事ですが・・・)。

さて、弘法大師空海の生涯ですが、遣唐使として唐に渡るまでの軌跡は手がかりが少なく、謎に満ちています。宝亀5年(774)佐伯直田公の子として讃岐国多度郡で誕生。幼名は真魚。この史実も、生年は何年なのか論争があったそうです。年代を確定できたのは、空海自身が40歳(数え年なので実際は39歳)の時に詠じた「中寿感興詩」が最澄自筆書状「久隔帖」により813年11月ごろにつくられた事がわかり、そこから逆算したのだそうです。歴史学者さんは計算も得意なのですね(笑)。なんて冗談はさておき、「歴史学」の手法はあくまで史料に基づいて歴史的真実に迫っていくものと教えていただき、歴史って、こんなに面白いものだったのかと気付かされました。この歳になるまで気付かなかったのが、ちょっと悔しいところですが・・・。

「余、年、志学にして外氏阿二千石文学の舅に就いて伏膺し鑚仰す。二九にして槐市に遊聴す。・・・」
空海自身の著述『三教指帰』序ですが、先生の的確で分かりやすい解説を聞くと自分で読めたような気になりました。よく通る声で熱心に語って下さった櫻木マジックなのでしょうか?
 15歳で、母方のおじ阿刀大足について本格的に勉学を始めたこと(志学=15歳のこと)
 18歳で、大学に入学したこと(二九=18歳のこと、槐=エンジュの木・中国では学問をする所に植えられたので、槐市で大学の意)
 あるお坊さんに出会い虚空蔵聞持の法を授けられたこと・神秘体験を得たこと
 24歳で、出家の宣言書といわれる『三教指帰』を著したこと・・・現在では24歳で執筆したのは『聾瞽指帰』で、唐から帰国後改訂したのが『三教指帰』との説が有力だそうです。

空海の前半生、入唐前の軌跡で明らかなのは、わずかこれだけですが、今回の講義では母方のおじ阿刀大足に焦点を当てることで、桓武天皇ファミリーとのつながりが見えてきました。
人生最初の師、母方のおじ阿刀大足は桓武天皇の皇子伊予親王の文学(教育係)でした。文学というのは親王家に一人しかいない(内親王家にはいない)当代一流の碩学です。この阿刀大足を通して、空海は桓武天皇と有力な皇位継承者伊予親王の人脈に連なっていた可能性が高いそうです。
桓武天皇には皇子が大勢おられて、皇位継承をめぐって韓国ドラマさながらのドロドロした争いがあり、桓武天皇の死後、平城天皇―嵯峨天皇―淳和天皇と天皇が代わるたびに空海も大きな影響を受けました。空海が唐から帰国後3年間も九州に留め置かれたことも、桓武天皇の世ならありえなかったことだそうです。
当時、官僚の子弟は大学に入り学問を修め、天皇に仕えて国を支える官僚になるという道を進むのですが、空海は大学に入ったのち、あるお坊さん(一沙門…「一人の沙門」と読むか「ある沙門」と読むか?解釈が分かれるそうです。)と出会います。虚空蔵聞持の法を授けられ神秘体験を得て、官僚としてではなく仏教によって国の役に立とうと模索することになるのですが、その道は困難を極めていたようです。

今回の講義は、空海が31歳で遣唐使として入唐するまでの前半生でしたが、「史料を読み解く」ことでこれまでほとんど知らなかった空海の人物像が浮かび上がってきました。とても面白かったです。千年以上も昔、名門の生まれのエリート青年が後の世でいつまでも「お大師さん」と敬われる存在にどのようにしてなっていくのでしょうか?唐から帰国してからの後半生を知りたいと思い、次回の講義をわくわくして待っています。

次回は2月6日(火)第2回目「弘法大師空海の生涯Ⅱ 上は国家の奉為にして、下は諸の修行者のために」です。
今回の講座で配布された資料は、キックス3階の「交流サロン」で読むことが出来ますので、ご参加出来なかった方はご利用ください(コピーサービス有)。

以下に参加者の受講後アンケートでいただいた感想をご紹介します。
 大河ドラマを見るような内容でたいへん面白かったです。次回が楽しみです。
 今までは、伝説的な空海の話を数多く聞いてきましたが、今日の講座では納得できる真実の空海の足跡を知る事が出来、目からウロコでした。
 講師のフレッシュで納得のいく内容に感動しました。特に以前から分からなかった、お大師様のご誕生から入唐までの内容が本当に納得できました。今日は私の人生に光を得た日です。
 空海の実像が少しでもわかって良かった。歯切れの良い話し方で聞きやすかった。

最後に、今回もくろまろ塾運営ボランティアの仲間が司会、受付やアンケート回収に活躍してくれました。
お疲れさまでした!! (^o^)/

「学位授与式・特別講演会」が開催されました!

くろまろ塾運営ボランティア スタッフ2017年11月28日 10:00 |

皆さん、こんにちは。くろまろ塾運営ボランティア広報担当の西岡です。
11月21日(火)、平成29年度のくろまろ塾学位授与式および特別講演会が開催されました。
■学位授与式

本年で河内長野市民大学「くろまろ塾」も開講して6年目になりました。ご存知のように1万1千名にのぼる塾生が学ぶなか、既に83名という多くの市民の方々が学位を取得されています。今回、「市民博士」「市民修士」「市民学士」それぞれの学位授与されたのは以下の方々(敬称略)です。学位を授与された皆様、おめでとうございます。くろまろ塾で学ばれたことを活用され、一層ご活躍されることをお祈り致します。

・市民博士(600単位取得):北之橋貴美枝、柿本義徳、西田美恵子、塩田洋三
・市民修士(400単位取得):横山豊、中村詔次、杉村昭、蜂谷陽一
・市民学士(200単位取得):井上浩、築島肖吉、橋本安敏、篠木二郎、竹原ますみ、東野和夫、篠崎康史

■特別講演会 第一部「河内長野市のまちづくり~過去・現在・未来~」(河内長野市 島田智明市長)

河内長野で生まれ育った島田市長から、河内長野市のまちづくりについて、過去・現在・未来に分けて展望と共にお話を伺いました。過去のパートでは、戦後の河内長野駅周辺やニュータウン造成の先駆けとなった北青葉台の宅地に第一号となった一戸建てがぽつりと建った時の写真などが紹介され、懐かしい気分になりました。現在の河内長野市は森林が多く野外活動やハイキングなど自然を楽しめる奥座敷のイメージを想起する「奥河内」と言う新しいフレーズで売り出しています。犯罪発生率が低く安全で、文化の面でも全国15位の国宝・重要文化財などの文化財を保有、さらにはおいしい空気と水に恵まれています。一方で少子高齢化の進む河内長野市は財政状況が厳しい状況ですが、意外にも後期高齢者の比率はまだ高くありません。ただし、十年後にはかなり高くなりそうだとの事です。特徴は、「元気な学習意欲の高い高齢者が多い」ことです。未来の子ども達に残せるまちづくりとして、自然とふれあいながら屋外型英語村で英語シャワーを浴びることができる「奥河内英語村」の構想を説明して頂きました。道路についても、高速道路の実現をあきらめず、身近なところでは堺アクセス道路の整備に取り組んでいることなど、熱のこもったお話を伺うことができました。


市民からの質問に答える島田市長

■特別講演会 第ニ部「真田幸村公 九度山脱出、いざ大阪城へ!~六文銭は、キックス前を通った~」(講談師 旭堂南湖さん)

講談師「旭堂南湖」さんによる、「真田幸村公 九度山脱出、いざ大坂城へ!~六文銭は、キックス前を通った~」と題して講談を聴かせていただきました。九度山に引きこもっていた真田幸村が、どのようにして大坂城の秀頼公からの密使と会えたのか、そして厳しい監視の目をかいくぐりながら河内長野のキックス前を通って大坂城にはせ参じたのかを、講談ならではのテンポ良く、ユーモアたっぷりの語り口で演じられました。何でも、「その道中の河内長野の道端に追手の兜が落ちていたのを幸村が蹴とばした」これがこの会館キックスの呼び名になったらしい?とのこと(笑)。くれぐれも、他で云わんようにしてくださいね。(^_-)-☆

「芸術ってなんだ!?」-絵画から見える心の世界-

くろまろ塾運営ボランティア スタッフ2017年11月18日 21:00 |

皆さん、こんにちは。くろまろ塾運営ボランティア広報担当の西岡です。 11月14日(火)、いよいよ、教養講座(芸術編)が始まりました!
初回のテーマは「子どもの絵から見える心の世界」(講師:末延國康先生、元大阪芸術大学教授)です。雨天にも関わらず、芸術好きな多くの市民が受講しました。

■芸術ってなんだ!?
さて、皆さん「芸術ってなんでしょう?」今回の講座で末延先生は、生物の進化や人類の絵画への好奇心、子どもの絵の発達段階などの側面から、描かないではいられないと云うカタルシス(感情が解放され、気持ちが浄化する)、「表出する」「表現する」という切り口で様々な絵の作例と共に、語って頂きました。原始の時代、眼を持たない古代生物は、心で外界を見て(感じて)いました。人類初期の絵画であるラスコーの壁画は、本当は何を訴えかけているのでしょうか?
講座の中で、「風にも音にも色がある」と云う言葉が、様々な意味を内包しているようで心に残りました。講座を受けて、絵画による芸術とは「内面の表出」だと言えるのかも知れないと思うようになりました。受講した皆さんはどのように感じたのか聞いてみたいですね。

■子供の絵から見えてくるもの
子ども達に自由に何を書いても良いということで、絵を描いてもらうと、太陽や山(父親の象徴)、家やチューリップ(母親の象徴)、イヌやアリ(自分の象徴)などがよく登場します。そういう絵をよく観察すると、そこに描かれたモチーフの画面上の位置や向き、そして描かれた色によって、その子の心配や不安そして愛情欲求の強さなどが読み取れることを学びました。その子の状況とよくマッチしている事に驚きました。

■極限の絵画
最後に、死刑囚たちが描いた絵画をスライドで見せていただきました。悲惨な感じの絵画ではないのですが、深層心理に何があるのかを想像しながら見ると、死と対面している人たちの不安や心の叫びが、そのまま表出しているように感じられました。

■以下に市民受講者の感想をご紹介します。
・色々な心理状態を絵を見て推し量る事ができる。もう少し時間があればと思った。久し振りに緊張状態が、自身、もててありがたい。
・絵からどう読みとるか、どう読みとれるか、すごく興味深く聞けました。
・死刑囚の絵を始めて見ました。どの様な思いで描かれたのか思いをはせました。中学生の心の内を吐き出した絵の数々も初めて見ましたがとても良かったです。
・実際の絵を見れてよかった。学校では学べないような事も知れた。表現力のすごさが分かった。
・芸術ってなんだ!?生命の始まりから解き明かしていく語り口にいつのまにか、引きずり込まれていました。

■今回も、仲間(運営ボランティアスタッフ)たちが司会や受付に活躍してくれました。今日も一日お疲れさまでした。(^_-)-☆

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